オメガ

オメガといえばまず最初に思い浮かぶのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が公式腕時計として、認定したのが「オメガスピードマスター」だった、という事ではないでしょうか。
ロケット打ち上げの時の物凄い震動や、重力、に絶えられるか、逆に無重力の宇宙空間の中で正確に作動するか、などを想定して、時計店の全ての腕時計を購入し、耐熱性、対振動性、耐衝撃性、対寒性など考えられる限りの過酷なテストを行った所、オメガ社のスピードマスターのみが全てのテストに合格したことから、スピードマスターだけを公式時計として認定しました。
その後映画にもなった、1970年のアポロ13号が月に向かう途中で酸素タンクが爆発し、無事に地球に生還できるかどうか、と言う大事故を起こし、この事故で航法用コンピュータが使用不能になった時に、「スピードマスター」を用いてロケット噴射時間の制御を行ない、全員無事に地球に生還を果たすことができました。
この事でスピードマスターはさらなる信頼を得て、スペースシャトルの時代になった今でも船外活動では、このスピードマスター以外の腕時計使用は認められていないくらいです。

また、オメガは、1932年に開催された第10回ロサンゼルスオリンピックで公式時計として採用されて以来、
スポーツ競技の着順判定に使われる写真判定用カメラや、史上初となる電子式計測器の「オメガ・タイム・レコーダー」、水泳競技で使われている水しぶきでは反応せず、選手のタッチで反応するタッチ版などを最初に次々と開発してきたのもオメガです。
荒川静香選手が優勝した2006年の冬季トリノオリンピックや、2008年の北京オリンピックの公式時計もオメガが採用されていて、北島選手が2種目2大会連場を果たしたプールでもオメガのタッチ板が見えました。

一時期はクオーツのブームで大部分の時計がクオーツになった時代もありましたが、1999年に独立時計師のジョージ・ダニエルズが開発した「コーアクシャル」と呼ばれる機械式時計の心臓部にあたる調速機構との動力伝達を果たす脱進機機構(アンクル爪、ガンギ歯)の摩擦を大幅に低減して、約10年間オーバーホール無しでも精度を保つことができる、という腕時計界に衝撃を与えた機構を採用して機械式の腕時計も復活して来ています。

この様にどちらかと言うと、スポーツ関係などの影響が強く、ファッションとは関係ないように思われますが、男性用、女性用どちらにもファッショナブルなコンステレーション、シーマスター、スピードマスター、デ・ビル、スペシャリティーズのコレクションが揃っていて、それぞれに数多いシリーズがそろっています。
北京オリンピックを記念してオリンピック特製タイムレスコレクションなどもあります。

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