ルイ・ヴィトン【LOUIS VUITTON】
エルメスが出たらば、「モノグラム」のバック、カバンで有名なルイ・ヴィトン【LOUIS VUITTON】のことを書いてみます。
ルイ・ヴィトンも今では単にバックやトランクにとどまらず、時計、ジュエリー、サングラス、ファッション、シューズという総合ファッション企業になっています。
エルメスの歴史に馬、馬車がポイントになっているのと同様に、ルイ・ヴィトンには交通機関の発達による船旅や、自動車による移動という手段が大きくかかわっています。
1830年にはイギリスのリバプールとマンチェスター間に鉄道が開通し、これを契機にヨーロッパに急速に鉄道が発達していきます。
これは、それまでごく一部の富裕層に限られていた旅行が、一般の庶民にも普及するきっかけになりました。
1869年にスエズ運河が開通し、ますます一般の人々に旅行が身近に感じられる時代になった1854年にルイ・ヴィトンはパリに世界で始めての旅行鞄専門店を開業することに成り、ここからルイ・ヴィトンの歴史が始まりました。
ルイ・ヴィトンが生れ故郷を離れ、パリに修行に来たのが1834年、14歳の時でした。
当時は荷物を運ぶのに使われていた荷造り用の木箱製作の職人として働き始めます。
これはエルメスの初代が1837年にパリに「エルメス」をオープンさせる3年前になります。
ちょうどこの前後から交通事情が大きく変わっていき、1830年にイギリスのリバプールとマンチェスターの間に鉄道が開通し、フランスは1832年に最初の鉄道が開通し、このあとはヨーロッパ中に鉄道が伸びていきました。
こうなると、旅行の必需品はなんと言ってもトランクに代表されるバック類でした。
それも、それまでの馬車による旅行ではなく、鉄道や船という近代的な交通手段による荷物を運ぶためのトランクやバックでした。
当時はまだ旅行用のトランクやバックは市販されているものはなく、その都度、衣服などファッション関係の荷物が多い女性たちは、ルイ・ヴィトンのような荷造り木箱などを作っている職人にトランクの製造から荷造りまでを依頼していました。
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